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コラム

巻き肩が肩こりの原因

巻き肩は姿勢が悪く見える大きな要素です。常に前に縮こまったように見えてします。

なんとか直そうと意識的に胸を張っても、その時はいいかもしれませんが、油断をするとすぐに肩が巻いた悪い姿勢に戻っています。

その結果、肩こりや首こり、背中の痛みを発生させてしまいます。

実はこの姿勢は肩だけに問題があるわけではないのです。肩甲骨や背中も一つの形に固まってしまっていますし、骨盤から影響を及ぼしている可能性もあります。

巻き肩になると・・・

・姿勢が悪い感じがする

・なで肩が気になる

・肩こりが起きやすい

・首こり、頭痛も起きやすい

・腕があげにくい  等。

普段の姿勢が最大の要因

巻き肩の原因は普段の姿勢によるものが大きいです。この巻き肩姿勢を長時間とり続けていることが直接の原因です。

具体的には・・・

・パソコン姿勢

・スマホ姿勢

・座り姿勢の悪さ(椅子に浅く腰掛けお尻が前に流れている姿勢)

仕事中にこのような姿勢になっていませんか?

まずはこの姿勢を改善することだけでも巻き肩の解消に繋がります。

巻き肩は肩だけの問題ではない

巻き肩になると・・・

・頭部が前に出る(頭部前方偏位)

・胸の筋肉の緊張

・猫背

身体のゆがみが原因で、全身のバランスも崩れてきてしまいます。二足直立と歩行をするために全身のバランスもそれに従って変化しています。上半身が前に荷重していますので、後ろに引っ張る力が必要なのです。

これを無意識のうちに骨盤の傾きで調整しています。その結果以下のようなトラブルも起こりがちです。

・ぽっこりお腹

・垂れ尻

・前ももパンパン

・後ろももダレダレ

これを正常に戻すためには、全身のバランスを整えることが重要です。巻き肩を根本的に解消しようとすることで、全身の姿勢が整い、いろいろな不調やコンプレックスの部分を改善することができるのです。

 

そんな巻き肩を正し、猫背も解消するには、固まった筋肉をほぐし姿勢を保ちやすくしてくれるようなストレッチが有効ですよ。

鏡を見ながら早速やってみましょう!

壁を使って姿勢を確認

壁に、後頭部・肩・おしり・かかとをつけて立ち、正しい姿勢を確認してみましょう。これが、正しい姿勢ですので、日常生活の中でも、この姿勢を意識してキープすることで、姿勢の改善が出来るでしょう。

 

胸筋をほぐす

1. 足を肩幅より少し広い位置に置いて立ち、手のひらを外へ向け、腕は自然に下ろす

2. 片方の手を反対側の頬に合わせ、目線を少し上にあげながら下ろしている腕をプラプラっと動かす

3. 鼻から息をし、3~4呼吸程度繰り返したら逆側も同様に行う
 

タオルを使って肩伸ばし

1. 両手でタオルの両端を持ち、出来るだけピンと張る

2. ピンとタオルを張った状態をキープしたまま、両手を高く上げる

3. 肩を後ろに引いて、胸を思い切り張る感じで広げる
 

壁に手をつきながら肩を正しい位置に

1. コーナー(角)部分など、壁の横に立ちましょう

2. 脇と肘が直角になるように曲げ、壁部分に手をつく

3. 壁につけた手と同じ側の足を一歩前に踏み出す• 反対側も同様に行う


どれも短時間でできるものばかりです。姿勢が良くなりバストアップや身体のラインがキレイに見える効果も期待できますよ。
毎日続け、肩を正常な位置へ戻しましょう~

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