CASPA

コラム

骨盤の歪み

 

ちょっと腰に痛みがあったり、肩が重かったり、生理不順が頻繁におきたりしていませんか?実はそれらの不調は『骨盤の歪み』が原因かもしれません。

主に骨盤の役目は

①生殖器や内臓を守る

②衝撃の吸収

③上半身を支える

④正しい姿勢で座れる  等です。

 

骨盤が歪む原因とは

①脚をよく組む

②鞄を片方だけで持つ

③うつぶせで寝ることが多い

④片脚重心が多い 等が挙げられます。

 

骨盤を歪んだままにしておくと、骨盤内部の血管の圧迫につながることがあります。血行が悪くなれば冷えや肩こり、頭痛や腰痛などの悩みに見舞われるでしょう。骨盤が前方にずれている場合、体はバランスをとろうとして胸の位置が後方にずれます。すると今度は胸のずれをかばおうとして頭が前方にずれます。骨盤が歪んで、バランスが崩れると体が調整するために猫背になるの場合があります。

また、骨盤が歪んで広がると股関節が外側にずれ、両足の骨や関節も外側に広がります。そうなると脚の外側だけの筋肉が発達し、内側の筋肉が弛緩するため、O脚になってしまう事もあります。このように、骨盤の歪みを放置したままだと実に多くのトラブルを引き起こす可能性があるのです。

 

~骨盤の歪みチェック方法~

足踏みチェック

床に印をつけ、その上で足踏みをするテストです。目を閉じて、腕を前後に大きく振り、太ももをしっかりあげて50回の足踏みしましょう。終わって自分の位置を確認した時、印よりずれていたら骨盤が歪んでいるかもしれません。

~壁にピッタリくっついてチェック~

壁に後頭部、おしり、かかとをつけて立ちます。壁と腰の間に第二関節を曲げた手のひらが入るくらいの隙間があれば、骨盤の位置はおそらく正常です。握りこぶしが入るほどの隙間は骨盤が前に、手のひらが入らないほど狭い場合は骨盤が後ろに傾いている可能性があります。

~骨盤の歪みを改善するには~

骨盤回し

足を肩幅ほどに開いて両手を腰に当て、そのまま腰を水平に回します。なるべくひざを曲げず、フラフープを回すように回転させるのがっポイントです。右回し、左回し各30回を1セットとし、1日数セットするのがおススメです。

お尻歩き

両足をしっかり伸ばして座り、体をひねりながらお尻で前に進みます。骨盤の動きを意識してひねりましょう。10歩進んだら今度は10歩下がって一休み。これを3セット繰り返しましょう。

お尻上げ運動

仰向けになって両腕を体の横に置き、膝を立てます。肩と両手で体を支えながら腰とおしりを浮かせ、この状態で10秒間キープ。体を戻して少し休んだら同じ動作を繰り返します。1セット10回ほど、1日2セットが目標です。

 

骨盤は、上半身と下半身をつなぐ重要な部分であるとともにちょっとした生活習慣で歪む可能性もあるデリケートな部分であります。常に正しい姿勢を意識して、骨盤のトラブルのない毎日を送れるように心がけましょう。

 

COLUMNおすすめ記事